テレワークなご時世だけど、オフィスから徒歩2分に引っ越して2ヶ月経った。
※この記事は2021年6月2日に投稿されたものです
おはようございます、マーケティングのたけC(@o_takec)です。
お久しぶりですね、気付けばiCAREのマーケティングチームもメンバーが増えてきて・・・「2021年は広告・広報にリソース投下するぞ!」という会社の意思を感じますね。
職住近接はじめました。新オフィスから徒歩2分です。
株式会社iCARE(以下、iCARE)は2021年3月にオフィス移転しました!これまで「マンション住まいのヘルスケアHRテック」として一部に人気のあったiCAREですが、ついにオフィスビルへの移転です。
しかも、渋谷区円山町(裏も横もラブホ街)から恵比寿へ!
オフィスツアーをWEB公開してるのでのぞいてみてください。
・・・で、オフィス移転をきっかけに私も新オフィスから徒歩2分へ引っ越しをしましたので、その理由と実際どうなのをご紹介しておきたいと思います。まずは理由からですね。
理由1 : 電車通勤めんどう(感染リスクは関係ない)
だいたい82%はこれです、そう電車通勤に我慢ならなかったからです。
誤解にならないためにちゃんと言っておくと、「コロナ関連で感染リスクが」はまったく関係ないです。私自身、昔から知らない人と近づくことが嫌いだったんです。
「人と会うことが嫌い」
「道で人とすれ違うたびに疲れる」
「スーパーで"レジ袋ください"って言うのもめんどう」
っていうレベルなんですよ。
スマートウォッチつけて心拍数を計測していて気付いたのですが、電車に乗っているだけで心拍数100近くになるんですね。それだけストレス受けている・・・と。
新オフィス(恵比寿駅)では片道40分ぐらいになりそうで、電車通勤のない引っ越しをしようと決意しました。
※ちなみに、人がいないスッカスカの電車は大好きです。10時間乗りっぱなしとか余裕です。
https://note.icare-carely.co.jp
理由2 : サイルの栗原さんに触発された
電車通勤はやめよう!と決めたら、次はどれくらいの通勤時間を許容するかを決めます。
単に徒歩圏内とはいえ、10分・5分・1分では通勤感覚は全然違います。職住近接を考えるときによくあるデメリットとして「オンオフの切り替えができなくなる」ってあるじゃないですか。だから、10分ぐらいは歩いた方がいいよっていうアドバイス。
いやいや、ホントかよ。
マーケターって、仕事もプライベートもなく頭の中は「どうやったらもっと売れるか?」「もっと有効な打ち手はないのか?」が頭の中を巡っているもんですよ。そういう意味では、オンオフの切り替えってムダでしかなくて、それこそ通勤時間って思考が途切れる時間なので極力短い方がいい。
そこでふと読み返したサイルの栗原さんのnote
一部引用しますが、ここまで徹底するか!という点がありました。
・職住近接
・駅近のオフィス
・エレベーター待ち、昇降時間が少ない、2階や3階で働く。なんなら1階で働く
「なんなら1階で働く」って痺れませんか?であれば、せっかく職住近接するならば可能な範囲でもっともオフィスに近い場所にするべきですよね。
理由3 : テレワークなご時世だから
テレワークだから職住近接は不要、なのではありません。テレワークだからこそ職住近接が必要だと考えています。
※ちなみに、iCAREでは生産性の高い働き方を選ぶことが原則なので、オフィス勤務がデフォルトでテレワークはオプションという位置づけです。ただし、仮にフルリモートワークであっても職住近接を選んでいたと思います。
私自身は巣ごもり耐性が非常に高くて、一人で家で仕事することがまったく苦痛にならないタイプなんですね。ただしそれでも仕事の生産性は落ちます。というか落ちました。
結局ここなんですよ。
Zoomで会議ができて、Discordで「ちょっといい?」のコミュニケーションもとれて、VSCodeでペアプログラミングができるから、作業環境としては十分に整っています。整っているけれども、それでもオフィス勤務の方がマーケターとして成果が出せます。
理由はいくつかあるので挙げておきますね。
・営業やCSが、顧客と話している会話が聞こえる。
・デスクに置いてある本や書類から、勉強したい方向が知れる。
・メンバーが作業で困っていることを、察することができる。
・会議室の制約がなくなるので、打ち合わせ時間が増える。
・ホワイトボードを使ったブレストはやっぱり必須。
とはいえ、テレワーク(在宅勤務)の方が向いている業務のときもあります。メディア記事のライティングだったり、WEB制作のコーディングだったり。。。
なんなら自宅環境はワイドディスプレイやゲーミングチェアを揃えているので、タイピングばかりの業務に最適化しています。
であれば、通勤時間というロスタイムを極限まで減らすことで、業務スケジュールによって働く場所をカンタンに切り替えることができるんですよね。
このメリットについては後述。
2ヶ月経って、どんなメリットがあったのか?
そうして2021年3月のオフィス移転と同時に新居へ引っ越しました。で、仕事に関するメリットを紹介する前にデメリットについても話しておきましょう。
以前は、渋谷駅へのアクセスと家賃の手頃さを考えて練馬区に住んでいたのですが、今は恵比寿です。そう、家賃はあがりました。そして部屋も狭くなりました。
ですが、それでも引っ越して良かった!と思えるメリットばかりだったので、よくある質問とあわせて紹介しておきましょう。
メリット1 : 家を出る時間を自分で決められる
電車通勤がストレスだった、ということは先述のとおりですがもうひとつ大きなストレス要因があったことに気付きました。電車の時刻に合わせて、家を出る時間が決められていることにストレスを感じていたんですね。
は?と思う方もいそうですが、これ盲点だと思います。
私がこれに気付いたきっかけは「ストレスチェック」なんですね。標準的なストレスチェック(57問)はそれぞれの質問への回答を重み付け集計して、3類型19項目の集団分析を見ることができます。
この中に、「仕事のコントロール度」という項目が仕事のストレス要因としてあるんですね。つまり、仕事のススメ方や目標などを自分で決められるかどうかでストレスを貯めてしまうことがあるということ。
自分で自分の時間を自由に使えるか?
たとえば「10分ぐらい早く起きた」からと言って、結局通勤につかう電車はいつもと同じだからテキトーに家で時間をつぶすことってありますよね。あの時間、大っきらいなんです。
でも今では、10分早く起きれば10分早くオフィスに着くし、10分遅く起きたらお昼まで自宅で仕事して午後に出社、ということも自分の意思だけで決めることができるんですよね。
通勤によるストレスって、人混みとか立ちっぱなし以外にもこういった時間的縛りにもあるんです。
メリット2 : 一日のうちでオフィス⇔テレワークを切り替える
ある日は、朝早くから自宅で記事のライティングや編集をもくもくとこなし、お昼ごはんを買うついでにオフィスへ出社。
別の日は、オフィスでホワイトボードを使ったミーティングの後に、自宅へ帰ってセミナー収録。
オフィスの座席と自宅のワークスペースの移動時間が4分足らずなので、トイレ休憩程度の時間で働く場所を切り替えることができるんですよね。実際に経験してみないと気付かないメリットですが、私はもうこの生活を手放せないですね。。。
メリット3 : 自炊生活に戻った
恵比寿なので、近所にちょうどいいスーパーがありません。だから週の半分は自炊生活に戻りました。「だから」ってのが不思議ですよね。私自身もまさかこうなるとは思っていませんでした。
練馬に住んでいた頃は、徒歩5分圏内にライフとヨークマートがあったんですね。
どちらも中型規模で、お惣菜系が非常に豊富なんです。そして21時を過ぎて買い物に行くと割引シールがバンバン貼られていきます。となれば、晩ごはんは惣菜ばかりになりますよね。
で、ところ変わって引っ越してからは手頃なスーパーがない!&お惣菜も高い!というわけで、セブンミールを使って自炊生活に戻ってきました。
あっセブンミール最高です。当初はネットスーパーで食材買って調理して…と考えてたんですが、どう考えても調理がめんどくさい。なにより洗ったり切ったりが、せまいキッチンでは現実的じゃない。
そんな一人暮らしあるあるな悩みを解決してくれるのが、このセブンミール。
一人前の食材がカットして下準備も味付けもすんでるので、あとは順番にフライパンに投入する3分クッキングレベルです。
あとは家賃補助をおねだりするだけ
以上、テレワークなご時世に職住近接を実践した理由とメリットをお伝えしました。
さいごに、やっぱりこれだけはちゃんと伝えておかないといけないことが。
ようたさん(CEO)、ぜひ家賃補助を!