カープ、9年ぶりの5位。「定位置」と呼ばれないために、来季何ができるか考察した。
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カープ、9年ぶりの5位。「定位置」と呼ばれないために、来季何ができるか考察した。

※この記事は2020年12月2日に投稿されたものです

おはようございます、たけCです。

久しぶりですねお待たせしました。毎度冒頭のあいさつでは恒例のカープネタですが、今日はカープを本題でブログをしたためていきますよ。

ちなみに、
iCARE社では採用強化のために社員ブログを推奨しているので、今日の私の記事を読んだ全国6000万人のカープファンかつマーケターのあなた!ぜひ私と一緒にCarelyを世の中に広めていきましょう。ロゴマークはカープと同じ「C」ですよ。

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議論1 新監督初めてのシーズンに不安はあったか?

まず話さなければならないのが、佐々岡新監督のことでしょう。

新監督就任直後は良い成績をおさめることができるのか、それとも悪化してしまうのか。

データを見ることなく考察しておくと、監督交代にはいくつかのパターンがある。

1.成績悪化によるクビ
2.高齢など健康上の問題からの辞任
3.ファン獲得のための方針転換としての交代

たとえば、カープにおいては2014年シーズン野村謙二郎監督の辞任理由は2の健康上の理由だ。チーム成績は前年に引き続き3位でクライマックスシリーズ進出を決めていたものの、CS開幕直前に辞任を宣言しました。

2019年シーズン辞任となった緒方監督は1に見えるが3だと私は考えている。2016年から2018年で3年連続のリーグ優勝を果たしたが、2019年は4位となりCS進出ならず。

このシーズンはバティスタの薬物疑惑や平手打ち問題などが重なり、チーム内の事情は分からないがファンの間では監督への信頼度が揺らいでいたことは事実だ。

そうした経緯で、当時二軍監督であった佐々岡真司が一軍監督に就任することは順当な流れだった。チームとしては4位低迷からの復活を狙って、一定の戦力があると見ていたのだがフタをあけてみれば5位。

試合ぶりを見ていても、10年前暗黒時代のカープのように打撃陣の勝負弱さと中継ぎの脆弱性が敗因であることは明らかだった。

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さて、

定量的な考察をしておこう。

プロ野球70年の歴史において、新任監督の1年目の成績はどうなっているのだろうか。BASEBALLKINGの記事を参考にしてみよう。

baseballking.jp

▼ ルーキー監督・就任元年の順位まとめ

1位 16人(約10.2%)
2位 25人(約15.9%)
3位 29人(約18.5%)
4位 20人(約12.8%)
5位 34人(約21.6%)
6位 30人(約19.1%)
─────
※7位以下 3人(1.9%)

この順位まとめを見る限り、中央値は4位であり最頻値は5位となっている。 意外にもいきなり優勝した監督が16人(10.2%)もいることから、単に監督の力量だけで決まらないことが分かる。

チームの状況として、戦力が足りなくて低迷していたのか、戦力はあるが采配によって取りこぼしがあったのか、はたまた他チームの事情により順位が変わったのか。

変数があまりに多いことから、2020年シーズンのカープにおいては佐々岡監督の責任んだけで5位に沈んだわけではないと思える。

次の議論に移ろう。

議論2 感染症流行による開幕遅れは影響したか?

今年のシーズンを語る上で欠かせないテーマだろう。

新型コロナウイルス感染症の流行により、開幕が例年の3ヶ月遅れとなった。さらに無観客試合での開催が続き、シーズンの大半は5000人の入場制限がある中での試合だった。(例年のマツダスタジアムの試合では約3万人が観戦する)

まず明らかに例年と違ったのが、選手ごとの調整のバラツキだった。

2年連続の開幕投手を務めた大瀬良大地。開幕試合では完投に加えてプロ初本塁打を放ち、登板2試合目も完投。

ちなみに他の試合でも、例年では見られないほどに投手がバッティングで活躍していたり、強打者がなかなか成績をあげられていなかったりした。

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120試合とは言え過密スケジュール。

開幕当初は調整がうまくいっていた選手も、シーズン後半では調子をくずしてしまうことが多く見られ、大瀬良大地も中盤以降は手術のため離脱することになった。これはカープにとって本当に痛手だったと思う。

その代わり台頭したドラフト1位森下投手については後ほど考察しよう。

あわせて、今シーズンの影響として大きかったのは観客だ。

カープはここ数年のファンの熱狂度がすさまじくホームの試合は即完売、ビジターでも外野スタンドの半分を真っ赤に染めるほどにファンが押し寄せる。

観客そして応援の存在は、やはりチーム成績に関与している。カープの応援で言えば、自チームの後押しになることはもちろん、相手チームのプレッシャーになる応援になっていた。

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RPGでいえば、ボス戦においてバフ効果とデバフ効果を一回行動でかけることができるようなものだ。さすがにチートがすぎるだろう。

そんな応援を背に好成績をあげていたことを知る身からすると、今年の応援はやはり物足りなかった。

人数は少ないことはもちろん、飛沫がとぶことを避けるため声を出すことができない、宮島さんが歌えない、拍手とスクワットだけが選手に応援を届ける手段だったのだ。

観客の少なさは、今シーズンの成績に影響したことは否めない。。。

議論3 打撃陣の低迷と堂林の復活

2019年シーズンから丸が巨人に移籍し、田中・菊池の両名も打撃に陰りがみえてきていた状況は2020年も引きずってしまった。

前述したが、試合を見ていても明らかに優勝時とは異なる勝負弱さが見られた。

1死2塁の場面、3連覇の頃は「つなぐ」バッティングと「もう一つ先」の走塁が噛み合わさりワンヒットで点がとれていた状況で点が入らなくなってしまっていた。

いかんせんタイムリーヒットでの得点機会がなかなか生まれず、ホームランに頼ってしまう攻撃は2019年から変わらなかった。

しかし、私自身は打撃陣の低迷をそこまで深く危惧していない。

なぜなら鯉のプリンス堂林翔太の復活を代表例に、次々と若い芽はでてきているからだ。

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シーズン終盤、ドラフト2位の宇草と育成出身の大盛。両名とも足が自慢の外野手だが、当てて転がすバッティングではなく強く叩いて外野の間を抜くバッティングでヒットを重ねた。

坂倉は今シーズンで捕手として初スタメン、會澤に次ぐ55試合に出場した。キャッチングにおいてまだまだ修行は必要なことは明らかな一方で、評判通りの打撃に陰りは見えず、広島カープ伝統の二枚看板捕手体制が整ってきた。

二軍では2年目小園がバッティングのコツをつかんだようで、序盤は打率1割台と低迷していたが終盤にヒットを量産し、打率.305まで引き上げウエスタンリーグの最多安打を獲得した。

来シーズンからは3連覇を支えた河田コーチがヘッドコーチとして招聘される。

もう一度、あの泥臭い1点をとる野球と、勝負強い代打陣を抱えるカープが見れるはずだ。

議論4 固定できなかった抑えとエース森下

投手陣、特に後ろの不安定さは昨シーズンからの課題であった。

2019年に彗星のように現れ無双したフランスアは、球速・コントロールともに好不調の並が激しく。抑えの候補であった新外国人スコットも期待ハズレとなってしまった。

とはいえ、
抑えに苦労したのはカープだけではなく、セ・リーグでは30セーブを達成した投手はおらず、最高が25セーブで阪神のスアレス。時点で中日のマルティネス、ヤクルトの石川、広島フランスア、DeNA三島、巨人デラロサと続くどんぐりの背比べ状態だった。

そういった意味で、今シーズン5位低迷のひとつの理由ではある。もし、多少でも固定できれば浮上できたであろう。9回における失点確立が33%を記録しており、さすがに看過できない数字ではる。

一方で、7回・8回のセットアッパーは面白い人材が台頭してきた。塹江と島内だ。

両者とも150kmを超えるキレのあるストレートが武器であり、まだまだコントロールに苦しめられる場面があるだろうが、外国人投手に負けないパワーピッチングは必ず他球団の驚異になるはずだ。

そして今シーズンの活躍で忘れてならないのが、ドラフト1位ルーキー森下暢仁だ。

登板1試合目7回無失点の好投ではあったものの後続が打たれたが、2試合目は9回途中3失点で初白星を獲得。2完投1完封、10勝3敗、防御率1.91。

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カープでは同じ明治大学出身の野村以来のルーキー防御率1点台を叩き出した。

なにより痺れたのは8月14日の阪神戦。無四球12奪三振の完封勝利だ。この試合、藤浪投手からタイムリーツーベースも放っており、カープお得意の自援護できるエースピッチャーの誕生を目の当たりにしました。坂倉が捕手をしていたこともポイントが高い!

2020ドラフトでも1位を社会人No.1投手の栗林選手を単独指名し、あらためて先発投手の強化を明確にしたカープ。

後ろは既存選手の底上げを期待し、先発は新人や2017ドラフトの遠藤や山口、ケムナの活躍が期待できるでしょう。

2020年のカープは「バリバリバリ!」

結論、カープの5位低迷については何も心配する必要はない!

佐々岡監督の投手陣の調整については十分な実績があり、河田ヘッドコーチにより泥臭い攻撃が蘇るだろう。新型コロナウイルス感染症による影響は引き続きあるだろうが、もう未曽有の事態ではなくなった、選手もコーチも、そしてファンも一丸となってさらなる高みを目指せるはずだ。

来年のカープのキャッチコピーをご存知だろうか?

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「バリバリバリ」

バリあつく、

バリはげしく、

バリしつこく、

戦うことを意味している。

バリは広島弁で「とても」の意味。ちなみに私の地元尾道では「ぶち」という。

「ブチブチブチ」

このはち切れる思い、来シーズンに載せて一年後のブログでは歓喜の記事を載せられるよう赤ヘル軍団には頑張ってほしい。

それでは、全国6000万人のカープファンかつマーケターのみなさんまた来年お会いしましょう。それでは!

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