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Carelyちゃん、5才のおたんじょうびおめでとう。

※この記事は2021年3月9日に投稿されたものです

iCARE 公式ブログをご覧のみなさん、おはこんばんちは。

2015年11月に入社して、まもなく社歴が5年半になる iCARE の老害こと中野雄介です。



昨日リリースが出ましたが、健康管理システム Carely は3月7日をもってサービス開始から5年を迎えました。


www.carely.jp

今回は5周年の記念日に寄せて、iCARE の老害から健康管理システム Carely に向けてお手紙を送ろうと思います。



真心と精魂を込めて、熟考と推敲を重ねて、思いの限りに心の丈をあらいざらいにしたためました。どうぞ、ご覧ください。

なお、ご一読中のBGMナンバーには、花*花の『あ〜よかった』がオススメでございます。3月9日ではありますが。


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Carely ちゃんへ


5才のおたんじょうび、おめでとう。


時が流れるのは早いもので、2016年3月7日に Carely ちゃんが誕生してから、5年の月日が経ちました。もう5ちゃいだね、5ちゃい。


5年経った今でも、機能をもっともっと充実させられるし、サービスとしてもまだまだ高みを目指せる余地を残しまくっている、不完全で伸びしろのある Carely ちゃんのことが、健気で可愛くて愛おしくて、ボクは大好きです。


そんな愛くるしい Carely ちゃんは、人も物も金もないのに、想いばっかりが理想郷まで行き届くほどの壮大なビジョンを描いて、あり得ないくらいのスピードでその舞台へと駆け上がる夢物語に胸を弾ませていた、未熟すぎるボクたちの元へ生まれてきてくれました。

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2015年10月28日、Carely ちゃんの原型。たぶん。


Carely ちゃんの名前は言葉の響きファースト、いや、言葉の響きオンリーで決まったと記憶していたんだけど、ボクがその昔ボソッと呟いたであろう「"Care"に"Rely(信頼する)"を組み合わせて"Carely"です」という辻褄合わせを、CEOがサービス名の由来として社内向けに真顔で語ってて、破顔するほど笑ってしまったことが最近あったよ。


ちなみに、今の Carely ちゃんは鮮やかなケアリィブルーに身を染めてるけれども、生誕当時は深緑色だったんだよね。しかも、サービスの顔となるロゴはクラウドワークスを通して最安値で依頼をしたんだっけ。今だから言えるけど、ごめんね。あの時は本当にお金が無かったんだ。


そうこうして2016年3月7日に無事生誕した日のことは、今でもよく覚えています。日経新聞や各種メディアに取り上げてもらって、それまで陽の目を見られなかったボクたちにはとても高揚する瞬間だったんだけど、リリースがきっかけでサービスの問合せが来たのは、確か3件くらいだった気がする。世の中って世知辛いんだなぁ、そう思わされたっけな。


それからというもの、上手くいかない期間がとっても長かったと思う。ボクたちが思ったような成長をさせてあげられず、身勝手なことに Carely ちゃんをサービスとして諦めてしまいかけることも幾度となくあったのが、正直なところ。


そんな未熟すぎるボクたちにいろいろと教えてくれたのは、やっぱりお客さんという人たちだった。いろんなお客さんが話を聞かせてくれて、その声にボクたちは真摯に向き合って、Carely ちゃんをようやくお客さんに貢献できるサービスへと成長させることができた。今考えると、すごく回り道をしちゃったんだけども。


最近では誰もが知るような大企業のお客さんたちからも、Carely ちゃんを使いたいっていう依頼が来るまでに成長したよね。業務が本当にラクになった、使いやすさが素晴らしい、夢のようなシステム、そんな嬉しいことをお客さんに言ってもらえるようにもなった。


クリックをしたのに画面がいつまでも切り替わらなくて、お客さんを困惑させていたよちよち歩きの初期の時から比べて、今や誰彼から褒められるほど立派になるなんてね。まったく、ビックリだよ。


そしてこの5年の成長は、iCARE に居たたくさんの人たちが Carely ちゃんを育ててくれた賜物であって、今は80人を超える多くの人たちが育ててくれてる。本当に有り難いことです。


今居る人たちには、挑戦と成長の機会をひとつでも多くプレゼントできるように。今はもう居なくなってしまった人たちには、Carely ちゃんを以前育てていたことに誇りを持ってもらえるような存在になれるように、今後もすくすく大きくなっていこうね。


なにより、5周年を迎えさせてくれたお客さんのために、Carely ちゃんはもっともっと大きな存在になっていかないといけない。


企業の健康管理は、驚いてしまうくらいに複雑で、煩雑で、無機質なもの。そんな健康管理を、働くひとにとっても組織にとっても、シンプルでカジュアルに感じてもらえる体験へとアップデートしていくこと。そうして、カンパニーケアの常識を変え、働くひとと組織の健康を創ること。

それが、次の5年後も、そのまた次の5年後も変わらない、 Carely ちゃんの使命です。


これからもお客さんを元気にするために、Carely ちゃんも iCARE のみなさんと一緒に、元気いっぱいがんばっていこう。

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え、Carely ちゃんからも最後に伝えたいことがあるって?

そうだよね、感慨深い節目だから、こみ上げてくるものがあるのも当然だよね。

じゃあ、言ってごらん。




わたしをもっとおおきくそだててくれるひとに、もっともっとあつまってほしいよぉぉぉぉ。





ということで、iCARE 社では全職種全ポジションで Carely ちゃんを一緒に育ててくれる人を大募集中でして、採用活動がまさに東奔西走ジャイアントスラロームなうでございます。


テックリード、フロントエンド、サーバーサイド、QAエンジニア、エンタープライズサクセス、健診サポート、セールス、マーケティング、新規事業担当、採用広報、メディカルスタッフなど選り取り見取りですが、もはやどのポジションが空いてるのかを探すよりも「こんな事ってできませんか?」と食い気味に応募してもらったほうが、双方にとっても良いでございましょう。

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なんて具合で徒然に筆を走らせてみたわけですが、かくいうワシもこの5年半を経て糞餓鬼から老害へと生まれ変わっちまいまして、この期間は本当にたくさんのチャレンジをさせてもらったし、今後もこの挑戦は果てしなく続いていくわけで、我々はまだまだ " Still Day One " であるってことなんだとワシは思っています。

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iCARE は渋谷オフィスをそそくさと卒業しました。旧オフィスの最終日。



以上、iCARE のジェフ・ベゾスから Carely ちゃんへの、そして Carely ちゃんをこれから一緒に大きく育ててくれる人たちへのお手紙、俗に言う『ベゾス・レター』でした。



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