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【CTOブログ】スタートアップにおける一流のリーダーとは?

※この記事は2017年11月8日に投稿されたものです

どうも石野です。


しばらくブログをさぼっていましたが、

その間に新しい仲間(エンジニアメンバー)が増え

最高の開発チームができつつあります!


うれしい!!


ということで、

私もしっかりとしたリーダーにならなければいけないので

自戒の念も込めて、今回は「プロジェクト」リーダーに必要な事を

書いてみたいと思います。(not プロダクト)


※プロジェクトリーダーと言うとちょっと仰々しいですが、

社内でそれなりのタスクを任されたリーダー的な人も同じ意識が必要かと思います。


◆まずは、一般的な3流〜1流のリーダーの例


3流のリーダー

「指示したものと違うのが出てきたんですよ!」

「こうやってって言ったじゃん!」

 みたいな会話ですね。

 →丸投げ、ノーチェックタイプですね。ここは説明不要でしょう。

2流のリーダー

色々なタイプがいます。


・キツイ系

 とにかく強引。ガチガチの管理で人を道具のように扱う。

 クリエイターの気持ちや実際の作業がどんなものかわからない人に多い

 →通常は、途中で事件が勃発しますが、

  プロジェクトが無事に終わったとしても次は無いですね。

  今後は、相当なバッファを見積りに積まれます。


・優しすぎちゃう系

 キツイの逆ですね。

 優しすぎてみんなの意見を聞きすぎちゃうので、

 スピードが遅くなったり本来のゴールからそれてしまう時があります。


・忙しい系

 丸投げと似てるのですが、

 個人としては優秀なんだけど、普段から忙しい人で、

 複数プロジェクト抱えてる人とかに多いですね。

 The企画職、Theプロデューサー 的な人にも多い

 →仕様の部分でちょっと聞きたい時に聞けないので、

  後戻りの量が多くなりますね


・こんがらがってる系

 MVP(優先順位)がわかってなくて、色々詰めこんじゃう

 →メンバーの納得感が無くなってしまい、

  無駄なパワーの消耗で大事な時にチームが倒れたりしますね


1流のリーダー

エンジニア、デザイナーなど何かしらのクリエイター経験があるため、

見積りの精査ができて、

MVPがわかっているので、プロジェクト遅延などの状況変化においても

優先度の低いものは後回しにできて、、、


とまぁ、色々と当たり前のことは置いといて、

私的に大事なポイントが下記です。

・システムの将来像を熱く語れる!
 「将来はこんなシステムにしたくて、まずはこの機能をリリースして、でもこの機能も早くリリースしたいしなぁ」 多少アバウトでOK
・この人とやってると楽しい!何とか成功させたい!と思わせる
・良い残業と悪い残業がわかってる
 みんなが納得して腹くくった時は最高の生産性が出ます
・チーム外のメンバーをしっかり巻き込める
 特に営業やCSとの連携は大事ですね。システムのリリースとかであれば、ユーザへのアナウンスやデモ版提供の時期、社外へのアピールなど色々あります。


◆では、「スタートアップにおける一流のリーダー」とは?


ずばり

「最速で着地(リリース)させられる人」

です。

ポイントとなるのは、

・いかに型を崩して柔軟にできるか(アジャイル、ウォーターフォール良いとこ取り)

・個人のパフォーマンスをどう最大限に発揮させるか

です。


例えば、

最初の段階の仕様書は(良い意味で)隙間のある仕様書で良いと思います。

まずは根幹の部分の仕様を設計者が決めたら、サーバサイドへ渡してデータ構造などの

コア部分の設計と実装が始められるようにし、パラで動けるようにします。

もちろん詳細な仕様書は随時作っていくのですが、多少できていなくても、

仕様の隙間を開発サイドが自らが考えて質問し、実装していく事は

とても大事だと思います。(聞きやすい場を作ることが重要)


また、アジャイル寄りだとどうしても納期の意識が低くなる時があると思いますが、

そんな時はマイルストーンを何個か置いてみたりもします。

(社内お披露目会やよくあるα/β版などですね)

これにより、リリースまでの準備で気付きを発見したり納期への意識が向上します。


あとは、企画者とエンジニアとデザイナー の間をうまく取り持って

落とし所を決定する能力もとても大事です。

自分としては70点の合格ライン超えてるので、とりあえずリリースしようと思ったら、

デザイナーから見たら40点だったということありませんか?

(とことん言い合えるチームが大事)


メンバー個人のパフォーマンスを最大限に出す
 色々なタイプの人がいます。

 中途半端に管理するとパフォーマンスが下がる人、

 細かいイメージまで図に起こさないと伝わらない人、

 4回ぐらい言わないと理解しない人

  などなど

 

 でもいいんです!

 

 その分素晴らしい面もいっぱいあるはずなので

 しっかり信頼関係を築いて最大限のパフォーマンスを出してもらいましょう。

 (もちろん、きれいごとだけでは行かない時もあるので、

   そうなったら判断早くDRYに実行します)

◆最後に


いかがでしたでしょうか?

とにかくいっぱい失敗経験を積むしかないところもありあますが、

大事なことは、リーダ本人の「覚悟」だと思います。

→これがないと始まらない

このプロジェクト/タスクが予定通りに終わらないと会社への影響がどうなるか?

会社への影響がわからないとしても、自分の成長や将来への影響がどうなるか?

が考えられるかどうかです。

「覚悟」さえ持ててれば、なんとかなります。

正直なところ、私もこの意識が明確に持てたのは最近だと思ってます。

おそっ...

それではまた!


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