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全集中、スピードの呼吸

※この記事は2021年1月29日に投稿されたものです。

今月コーポレート部に入社した、「こーじ」こと加藤浩司です。

今日は半年に一度全社員で行っているiCARE合宿(今回はフルリモート)だったのですが、そこでたまたま発した「スピードは命」という言葉が意外とうけたので、

・なんでスピードってそんなに大事なの?
・で、具体的に何したらいいの?


について、考えてみたいと思います。

ちなみにiCAREのValueの1つは「スピードは上がらないか?」です。

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スピードは命


期待値をコントロールできる

スピードが大事というと、

・スピード自体が価値だからでしょ。お客様と接する職種であれ、社内のメンバーと接する職種であれ、早くサービスを届けたり、困ったことを解決できれば、それだけ相手の満足度があがるから
・フィードバックと修正を何度も回した方が締切までにいいアウトプットができるから
などということをよく言うと思います。

これらも全く間違っていませんが、もう少し翻訳すると「期待値を自分のコントロール下に置く」ということだと思っています。

こんなシーンをイメージしてみましょう。

・先輩から「○○の資料用意してほしい。前回のを参考にして。」と言われた
・何作るのか、具体的な説明がない
困った先輩ですね、、

このようなシーンであれば、「資料を作る目的は何なのか、前回この資料でイマイチだったところはどのあたりなのか」などを確認しますよね。では、いつ確認しますか?

・依頼を受けた日に確認する→丁寧に教えてくれるでしょう
・翌日確認する→丁寧に教えてくれるかもしれないですね
・3日後に確認する→怒られますねw

誰でも他人に何かを依頼すると、時間の経過とともに勝手に(こちらの都合とは関係なく)期待値が上がっていきます。依頼した直後ならこの程度だろう、3日経ったらこれくらい進んでいるだろう、と。

なので、同じ質問だったしても、その日に聞けば「よく聞いてくれた」となるものが、3日経つと「なんで今更そんなこと聞くの」となるのは確実です。もちろん、3日経った時に既に上がっている期待値に答えるアウトプットができればいいんですが、それは簡単ではないと思います。

本気で5分間思考する

じゃあ、何をすれば効果的なんでしょうか。

私が意識していることは「何か頼まれたら優先度に関係なく5分だけ本気で考えてみる」ということです。

大事なのは

・優先度に関係なく
・5分だけ
という点です。

依頼の直後には相手の期待値は全く上がっていません。ですので、早く反応したいのですが、常に仕事を抱えている中で、「これの優先度は?」と考えだすと、それだけリアクションが遅くなります。なので、優先度は無視です。ということは、基本的な思考は「先入先出」(先に頼まれた仕事を先にやる)ではなく、「後入先出」(今頼まれた仕事を先にやる)となります。

期待値という意味でも、例えば2日前に依頼を受けた仕事を1時間後回しにしても大した差はありません。ですが、今頼まれた仕事に対して5分後に返答するか、1時間5分後に返答するかは雲泥の差です。頼んだ方も、依頼した直後の方が内容が頭の中でクリアですし、メールやSlackでの依頼であれば、直後であればレスが早いのに、1時間経つと返事が帰ってこず、結局自分の仕事が遅くなるというのはよくあることだと思います。なので、優先度度外視で先に手をつけるのは案外間違ってないと思います。

なぜ5分?

では、なんで5分だけなのか。

1つ目の理由は、5分だったら優先度を気にしないでも他の仕事への影響が少ないからです。5分考えて、「これはちゃんと本腰入れてやった方ががいい案件だぞ」と思えば、今やっている仕事の中での優先度を考える方に回せば良いので。でも5分考えると意外とサクッと解決したり、前に進むケースは結構あると思います。

もう1つの理由は、いい意味で自分へのプレッシャーをかけるためです。5分集中して、答えを探す。それを意識すると自然と仕事のスピードや質が高まっていくと思います。なので、時間を区切って考えることは効果的だと思います。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございました。

文字で書いてみると自分の考えが整理されてよいですね。

最後に、iCAREでは「カンパニーケアの常識を変える」というミッションに共感し、世の中を本気で変えたい仲間を職種を問わず大絶賛募集中です。

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