年末年始 食欲との死闘
※この記事は2020年1月16日に投稿されたものです
みなさん、こんにちは。
"戦うインサイドセールス"おみのです。年末年始は、ゆっくり過ごせましたでしょうか?
僕は、先日1月12日にアマチュアボクシングの試合があり、年末年始は減量とトレーニングの日々でした。
結果は、2試合やって判定負け、KO負け。とても残念でしたが、それでも収穫のある試合でした。
三大欲求の1つに勝ち、自分の減量方法をより強固に確立できたことも1つの成果です。
過去最大の減量幅
格闘技の試合に出るほとんどの人は、人によって幅はあるものの、
減量をしてから当日を迎えます。
僕は、今回大会のルールの関係もあり、過去最大の減量幅となりました。
平常時の体重が63.5〜64.0キロくらいですが、試合当日のリミットは57.5キロで、
1ヶ月で約6キロの減量が必要になりました。
その期間中、みるみるうちに身体は小さくなり、顔も痩けてくるので、
周りの友人等から「何食べてるの?」とか「どうやって痩せるの?」とか
聞かれることがあったので、自分が行っていた内容の一部をここに書きます。
注意:この記事に関する内容は全て、個人の見解です。
※あくまで、僕自身に合った内容であり、年齢や体質によって、合う合わないがあります。
※体調が万全の状態であることが、前提となります。
僕は、ダイエットと減量は別物であると考えています。
・ダイエットは健康的に、主に体脂肪の減少が目的。
・減量は、定められた期限内に定められた体重以下になることが目的。
減量は極論、筋肉や体内の水分を削って、体重を下げてもOKということです。
(実際には脂肪・水分を落とし、結果的に筋肉量も多少減っていきます。)
逆にダイエットは、仮に体重の変化がなくても、体脂肪が減って、筋肉量が増えればOKですよね?
格闘技の試合に出る方以外、ほとんどの方は、
上記の定義でいうとダイエットが、本当に行いたいことかと思います。
なので本当に追いかけるべき指標は、厳密には体重ではなく体脂肪量のはずです。
ただし家庭用の体重計では正確に体脂肪率は測れないので、体重を目安とするのは全く問題ないと思いますが、目的は見失わないようにした方が良いです。
僕が行うのは減量ですが、その過程での、体脂肪の減少目的の部分については、
ダイエットに重なると思います。
食事管理
ダイエットにせよ、減量にせよ避けて通れないのは食事管理です。
ただ、この食事管理について無数に定説があります。
有名なのだと、
・摂取カロリー<消費カロリーにする。
・糖質制限。
・脂質制限。
・食事の回数を増やす。
・食事のタイミングを管理する。
・夜◯時以降は食べない、空腹の時間を◯時間作る。
などなど。
そしてネットでこれらを検索すると、
ほぼ全てに、〇〇大学の実験や〇〇教授、医師の〇〇先生など、
それっぽい根拠があります。
さらに厄介なのが、上記全てに、それっぽい根拠のある反論意見もあります。
「結局どれが正しいんだ!」って感じですね。
こればかりは、"自分でやって確かめる"しかないと思います。
僕は格闘技歴7年目で、減量も何度も経験して、ある程度自分に合ったやり方を確立しています。
もちろん年齢の変化や季節によって、修正は必要になります。
このやり方!と決めたら、一定期間は宗教の如くそれを信じて、他の情報は一切遮断するべきだと思います。
色々なものに手をだすと、成功しても失敗してもその要因が不明確になり、次回以降に生かせません。
僕は、
・摂取カロリー<消費カロリー
・糖質制限
・脂質制限。
・食事のタイミングを管理する。
は採用していました。
僕は、糖質制限といっても、ゼロに近づけるのではなく、
運動に必要な炭水化物はしっかり摂ります。
以前は、空腹で運動をして減量をしていましたが、身体が動かず、代謝もあがらず、消費できるエネルギーが減ってしまい、減量が進まなくなるという経験をしました。
減量中に炭水化物を摂るのは、勇気がいりますが、しっかり摂った方が、結果的に体重が落とせると、僕は感じています。
そして脂質もゼロにするのではなく、魚の油やアマニ油を適量摂るようにしています。
もちろんタンパク質もきちんと摂り、減量中でも、
PFCバランス(Protein・Fat・Carbohydrate)はなるべく保つように意識しています。
食事のタイミングについては、「摂取カロリーが同じならタイミングは関係ない!」という強固な説も存在します。が、これも経験として、最後寝るだけになる夜に、食事を摂るより、運動などの活動の前に摂って、寝るときは空腹のほうが、体重は落ちやすいと感じます。
それに、寝る前に1発どか食いをするより、運動前にエネルギー摂った方が、身体も動くと思います。
ちなみに、テレビなどで毎年、
「◯☓だけダイエット」といった短期間で痩せる系の手法が、流行っては消えていきますが、個人的にはバランス良く食べるのが一番だと思います。
効果として必ず、「1週間でマイナス3キロ!」みたいなのが出ますが、ほとんど水分が減っただけです。
特に、この手のダイエットは、炭水化物を抑えることが多いですが、
炭水化物そのものに、水分量が多いので、量を減らせば一時的に、水分で体重が減ります。
あるいは、塩分が減るような食事にすると、体内の塩分濃度が下がり、以前より水分を体内に溜め込みにくくなるため、その分結果として体重が減ります。
だからテレビの実験では、体重ではなく体脂肪率を測って効果を実証してほしいなと思います。
ダイエット初期に大きく体重が落ちるのは、炭水化物や塩分を抑えたことによる、水分によるものである可能性があるので、その後減少は緩やかになっても、決して停滞したわけではないことが多いです。(むしろそこからが本当のスタートです)。
ちなみに、水分の話に関連して、よく「夏は汗をかくから痩せやすい」と言う方が、いらっしゃいますが、この記事をご覧頂いている方はお気づきかと思います。
痩せるの意味が、単に体重の減少であるなら、たしかに「夏のほうが痩せる」と言えますが、汗はつまり水分が減っているだけです。
むしろエネルギーの消費でいうと、寒い冬のほうが消費量は増えます。
南極基地の隊員の方は、1日に普通の成人男性の2倍はカロリーを摂取しないと、体重が減ってしまうと言われています。それほど体温を維持するのにはエネルギーが必要ということですね。
今回の、僕の減量がスムーズだった要因の1つは、寒い冬に、有酸素運動を行うことができたこともあると考えています。
(暖房の効いた部屋の中では意味がありませんが、寒すぎて風邪をひいてしまっては本末転倒なのでお気をつけてください。)
運動
運動については、僕は有酸素運動(ランニング、縄跳び等)、HIIT、筋トレを行います。
もちろんこれに加え、格闘技の練習も行います。
有酸素運動は筋肉が減ると言われていますが、あくまで体重を落とすことを優先してます。栄養摂取や筋トレも混ぜれば、ある程度筋肉量の減少は抑えられると思います。
ちなみにこちらが、今回の僕の経過です。12月28日〜1月11日までの間に、
体脂肪量は2キロ減っていますが、骨格筋量(筋肉量)の減少はありません。
これは出来すぎなくらいですが、有酸素運動を取り入れても、筋肉量の減少は抑えることができます。
おわりに
「減量あけの食事・甘いもの、美味しすぎる!!」
幸せのパンケーキ、まじで幸せでしたww
「限界効用逓減の法則」でいうと、このときが最も効用が高く、
徐々にこの幸福感は弱まっていくのだろうと思います。
(経済学勉強したことある方は、お分かりですね。)
減量すれば、またこの感覚が味わえる!
安い肉がめっちゃ美味しく感じるので、経済的にもおすすめです。
さてさて、肝心の試合の方は負けてしまいましたが、
たまたま”まだ”勝てない相手に今、出会ってしまっただけだと考えています。
相手を倒せる機能が実装されていなかった。
僕は、オンプレミスではなく、Carelyと同じ"クラウド"なので、
どんどんアップデートして、倒せる機能をつけたいと思います!
というわけで、次回も応援よろしくお願いします!