
『医者いらずな世界を創る』、それが起業の理由です。
※この記事は2016年2月3日に投稿されたものです
皆さん、こんにちは。
iCARE代表の山田です。
※ 勝手に先輩方の顔出し失礼します。NGのときは消しますので言って下さい、泣
今回は、わたしが起業してからずっと思ってきたことをお話します。
今から6年前、離島医療で病院経営に課題を感じた私は、地方にある病院の経営を良くして、病院で働いているひとの幸せに貢献したい、そう思って慶應ビジネス・スクールに入りました。
そして在学中に一般内科だけでなく、心療内科も見るようになりました。
その後、産業医活動をはじめると同時に、病院再建の経営企画室室長というポジションで病院経営に携わることをさせてもらいました。
そうするといろいろ見えてくることがあり、想いがどんどん膨らんでいくわけです。
❝ 医者いらずな世界を創りたい。 ❞
って。
産業医の仕事は、まさに未病の働くひとのリスクを考えていく仕事です。
働くひとの健康リスクを専門的な立場から、働いているひと、人事総務部、経営者の方々にアプローチしていくことは、本当にやりがいのあるわくわくする仕事なわけです。
産業医が変われば、人事が変わる。
人事が変われば、組織が変わる。
そう信じて、産業医の仕事をやってきました。
でもふと、
リスクだけでよいのか?
本当の意味での「働くひとの健康を創る」とは何なのか?
まだまだ出来ていないことがあるのではないか?
そう思ってiCAREを創り、働くひとの健康に注力してきました。
今年は仲間も増え、実現する世界がひとつずつ近づいています。
医者いらずな世界とはまさにWEB上の病院、クラウドホスピタルの世界でもあります。
軽い病気の段階から生活習慣や認知を変えることで、病院に行かなくてすむ世界です。
もちろん世の中に医者が必要ないと言っているわけではありません。
心臓血管手術などの高度な医療をしていく上で、医師は不可欠な存在です。
今後、日本の医療はさらに高度化していくでしょう。
しかし技術が進歩するにつれて、昔は高度な技術を要していたものの、現在は医師以外でもできるようになってしまったものも数多くあります。
そのようなものは、医師という免許を持った人から、技術を扱うことができる別の専門家にどんどん役割分担していくべきでしょう。
医療は専門的にも医療術的にも、より高度化しチャレンジングである一方、「別の専門家が出来るもの」は役割を譲っていくことで、現在より単価が下がり、結果として全員がその恩恵を享受する世界が実現できるのです。
iCAREは、病院という場所で治療に高度な医療技術を要する病気がある一方、病気になる手前でまだできることが数多くあると思っています。
われわれが実現したい「医者いらずな世界」とは、病気になる前のハイリスクの段階で、健康を維持するために働くひとの行動を変えていく”予防”の世界なのです。
医者いらずの世界を実現するために、われわれiCAREは”予防”という大きなテーマに挑み続けます。
皆様からの熱い熱い応援が何よりの推進力となっております。
今後ともいろいろ教えてください。
どうぞ宜しくお願いします。
代表メッセージ | iCARE