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【for iCARE】自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよう。

※この記事は2020年2月24日に投稿されたものです

iCARE公式ブログをご覧のみなさま、おはこんばんちは。中野雄介です。


先日、六本木ヒルズにおりましたら、スタッフさんと歩いてる福山雅治さんとすれ違いまして、会話の途中で一瞬だけこちらを向いて目が合った瞬間に「あ、そうなんすか」と言われたのですが、聞きようによっては「君よずっと幸せに」とか「幸せになろうよ」とも聞き取ることができました。

ということで、改めましてご挨拶です。iCARE公式ブログをご覧のみなさま、おはこんばんちは。福山雅治です。

さて、2020年になりまして、あれよあれよとiCAREさんも50名を超える組織となってきました。そんな近況も鑑みて、今日は社内にベクトルを向けた内容を綴ってみたいと思います。俗に言う社内報的な意味合いなので、まあアレなところもありますが、温かく読んでもらえればと。



iCAREのみなさんならとっくにご存じの通り、ふと頭に浮かんで合点がいったことを繰り返し言い続ける症候群の弊社CEOですが、最近は下記の内容が頭を巡って仕方がないみたいです。

↑に関する補足↓

↑に対する中野の補足↓

これまた懐かしい事を思い出したものだなとは思いましたが、この出来事はぼくが入社した一年目、最末端の平社員だった頃から実際に洋太さんに言っていたことでした。「そんな仕事はぼくがやるので、もっとCEOの仕事してください」と。まあなんと生意気な小僧だことw

しかしながら、そうやっていつでも自分の身の丈以上の仕事に手を伸ばし、様々な仕事を奪ってきたからこそ、ぼくは今このポジションにいると思っています。ということで今回は、そのエピソードの張本人として、背景に考えていた2つのことをお伝えしたいと思います。

まず1つ目に、このような生意気を働いた当時の自分は、「事業成長をトップスピードに乗せるために、現状のリソースをどのように最適分配するべきだろうか?」と考えていました。

会社には、その時々に応じた量の仕事があります。たとえばCarelyがローンチされた当時のiCAREは7名でしたが、7名で行うだけの仕事の総量を大別すると、できる人が限られている価値の高い仕事と、言ってしまえば誰にでもできる仕事に分けられます。

「上司をマネジメントするのが部下の仕事」とはよく言ったものですが、誰でもできる仕事に全員が忙殺されてしまい、できる人が限られている仕事に上司が取りかかれない状況にしてしまうことが、部下として一番やってはいけないボスマネジメントだと個人的には思っていました。

この状態になってしまうと、事業成長はほぼ確実に鈍化してしまうので、可能な限り上司を暇にさせて、よりバリューの高い仕事に時間を使えるようにさせてあげる。スタートアップとして最高速度を実現するためには、そういう陣営敷設と役割分担が必要だと思っていたのです。

だからこそ、誰でもできる仕事や誰もが嫌がる雑務を積極的に自分が巻き取りに行ってたし、そういう仕事はしないでくださいと口にもしていたわけです。これが1つ目。

次に2つ目。こっちの方が当時の自分にとっては関心度は高かったのですが、「できる人が限られた、バリューの高い仕事の方が純粋に楽しそうじゃん」ということでした。

なんだか美味しそうで良い香りの漂ってくるその仕事を、会社から任せてもらうまで待つのではなく、1つ目の目的を押さえた上で奪いに行っちゃえ!と考えたわけです。当然、自分に任されているミッションや目標をこなした前提で、ですが。

そしてこのバリューの高い仕事、どこの会社でもだいたい同等の価値と認識されるんですね。ということは、その仕事を遂行できるスキルを持っていると、比例的に市場価値が上がり、年収も上がっていくという。

入社当時のぼくの年収は300万円でしたが、月収にすると25万円。一ヶ月の労働時間160時間で割って時給にすると1,560円弱。その時給通りの仕事を続けていては、もちろん年収は上がっていかないし、会得するスキルも変わらない。

まあぶっちゃけ今も昔も年収目当てに働いてるわけではないwですが、そんなことよりスキルを身につけたい!バリューの高い仕事を楽しみたい!って想いがあったからこそ、上司が持っている時価の高い仕事をどんどん引き剥がしていったのです。

で、威勢良く上司から引き剥がした仕事にいざ取り掛かってみると、これまた見事に、理解に苦しむ勉強や悔しい失敗の連続だったわけです。ただその繰り返しがあったからこそ、バリューの高い仕事をこなすスキルが身についたと思ってるし、だからこそ今のポジションに居ることができてるのは紛れもない事実ではあります。

この2つ目が、先のエピソードの核心であり、このブログの要諦です。

ちなみに当時のぼくは、iCAREだけで通用する人間になりたいとは全く思ってませんでしたし、無論みなさんにも、どこに行っても活躍できる人になってほしいとけっこう本気で思ってます。となると、どの会社からも価値を認めてもらえる仕事をこなせるスキルが不可欠です。

そして50名を超えた今も、余程クリティカルなことでない限り、iCAREはいくらでも挑戦の場を用意するし、いくらでも失敗を許容する会社であるのは変わっていません。あとは、それぞれが自ら望んでバリューの高い仕事を奪いに行って、スキルアップできるかどうか。

そうやって各人が貪欲に自身をアップデートし続けるからこそ、会社全体でこなすことができる仕事の総量は増えるし、仕事の価値は高まっていくし、引いては事業成長が加速していくのだとぼくは信じています。


という感じで、最近の山田洋太の脳内解剖であり、昔のエピソードの解説でしかない野暮な一筆でしたが、これからも「自分にフタをしない」メンバーの集まりで在り続けましょう!



以上、縷々と申し上げましたが、この内容をシンプルに表現した一文が「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ。」ではありまして、個人的に命令形が苦手なものですから、let's的なタイトルを敢えて置いてみました。

そして僭越ながらも偉大なる格言を拝借してしまったこの私こそが、福山雅治でございます。望外の幸せを胸に、我が心持ちはさしづめ『溢れる涙は IT'S ONLY LOVE』と言ったところでしょうか。

それではみなさん、また『イメージの向こう側』でお会いしましょう。



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