あなたの睡眠時無呼吸のリスクは?!
※この記事は2019年7月30日に投稿されたものです
iCARE メディカルスタッフの杉本です。
今日は、現在パッションを注ぎ取り組んでいる、フィリップス社との睡眠時無呼吸症候群のプログラムについてお話します。
※睡眠時無呼吸症候群とは?
睡眠時無呼吸症候群(SAS:サス)とは睡眠中に呼吸が止まる、または浅く・弱くなり、それによってさまざまな日常生活に障害を引き起こす疾患です。
SAS簡易検査
まずはこちらのアンケートに回答してみてください。
【睡眠時無呼吸のリスクに関するアンケート】
(※はいの場合は点数を足してください)
1. しょっちゅう(常習的に)いびきをかく:1.5点
2. 肥満傾向がある:1.5点
3. 高血圧がある(高血圧の薬を飲んでいる):1.5点
4. 昼間の眠気・居眠りで困ることがある(仕事中、会議中、運転中など):1.5点
5. 寝付きは悪くないが、夜間の眠りが浅い、またはしばしば目が覚める(トイレで目が覚める場合も含む):1点
6.いくら寝ても朝疲れが取れていない感じがするもしくは朝しばしば頭痛がある:1点
7.お酒を飲んでいない日でも、夜間寝ている時に息が止まる日がある:3点
以上です。3点以上で睡眠時無呼吸症候群の可能性ありという結果になります。
いかがでしたでしょうか?
一般的に、中年男性に多いと言われていますが、日本人は顎が小さかったり顔の骨格の特徴もあり、普通体型や痩せ型の人でも無呼吸になりやすいと言われています。
また女性ホルモンの減少が影響し閉経後の女性も一定数います。
ご自身の無呼吸のリスクがわかったところで、本題に入りましょう。
今までフィリップス社としても企業に対しSAS検診(簡易検査)を行っていました。
しかし、簡易検査の結果が「要治療」だとしても、治療を開始する人が5%しかいなかったのです。
実はそれでは簡易検査をしても意味がないのですよね。
では、今までのSAS検診と今回のプログラムは、何が違うのでしょうか?
iCAREが提携することで何ができるようになったのでしょうか?
ポイントは、保健師による手厚いサポートです。
フィリップス社は簡易検査を行うことはしてきましたが、なかなか治療に結びつけることができていませんでした。
なぜでしょうか?
想像してみてください。
簡易検査結果を渡されて、要治療、要精密検査という結果を見て何を思いますか?
例えばこんなことでしょうか。
・へー、結構息止まってるんだ。(放置)
・結果の見方がよくわからないな。まぁいいか。(放置)
・睡眠時無呼吸症候群って結局何が困るんだっけ?まぁ今はそんなに困ってないからいいか。(放置)
・え、病院いかなきゃいけないの?めんどくさいな。(放置)
・要治療といっても、どこで治療できるかわからないし…。(放置)
・この後病院に行ったらどうなるか不安だな。(放置)
・どのくらいお金かかるのかわかんないから、とりあえずいいか。(放置)
などなど…
病院に行ったほうがよいという結果をもらっても、行かない理由は山ほどあるのです。
なぜならば、
今はそんなに困ってないから。
行かなくてもすぐには死なないから。
自分は交通事故なんて起こすことはないと過信しているから。
iCAREの保健師、看護師がこの理由を1つずつ丁寧に解決し、治療が必要な人が治療を開始し継続できるようにサポートしていきます。
それ以外にも導入いただくメリットはたくさんあります。
・睡眠アンケートがCarely(システム)上で受検でき、即SAS疑い有無が分かる
・管理者が従業員のステータス管理をCarely上で行える
・SASだけでなく、健康診断やストレスチェックなどの健康管理全般を一元化。脱紙管理。
などなど。
近年、SASをはじめ健康が起因の交通事故のニュースが増えています。
あなたの大切な人が、ある日交通事故に巻き込まれて亡くなったとしたら…。
そう考えたら、何もしないでいられるでしょうか。
そんな思いをムーブメントにして、日本中に広げていくプロジェクトです。
今後もパッションですすめていきます。
どうぞ応援よろしくお願いたします。
弊社山田の記事です↑