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なぜ僕らはCarelyを世の中に広めているのか

※この記事は2019年5月14日に投稿されたものです

iCAREの山田です。

最近は、いろいろな方々と話をする中で、「なんで起業されたのですか?」、「なぜCarelyをやっているのですか?」という質問が多いので今日のテーマはです。


「なぜ僕らはCarelyを世の中に広めているのか」



2011年6月、僕がまだビジネススクールにいたときにiCAREを創りました。

当時は、とにかく起業して勉強したいという簡単な想いではじめましたが、その後色々なことがあってヘルスケア×働くひとという領域で大きな問題があり、それこそ僕らが解決しないといけないという使命感のもと今に至ります。


子供や孫の世代まで安全で安心の医療を届けられるか?

僕らの子供や孫の時代まで、みなさんは今の医療保険制度や社会保障制度が維持できると思いますか?

僕がビジネススクールで学んだ1つに、社会保障制度という概念の面白さと凄さがあります。

社会保障制度って世界ではじめてプロイセンであのビスマルクが富国強兵の一環で生まれたと言われています。当時、炭鉱業こそが国力を高めるものの、多くの炭鉱夫が事故や中毒でなくなってしまう。そうなると残された家族や怪我をした労働力、さらには労働者の安心をつくることができない。だから一定の確率で発生する問題をみんなで支えようという仕組みを作りました。これが社会的防衛という概念です。安全で安心の社会を共助という形で支え合う、結果的に社会的に安全が高まります。まさにこれまでの日本です。


ただ大前提があるのです。この社会保障制度には。


ピラミッド型の人数構造じゃないと成り立たない


ワイングラスのようになった人口構造で、果たしてそのままの制度を維持できるでしょうか。3人でひとりの高齢者を支えることが出来るでしょうか。

僕は、自分の子供や孫の時代にまで、日本が健康面で安心で安全でいられる国であってほしいと思っていますし、それこそが日本の豊かさにもつながると信じています。


そう考えると答えはいくつかしかありません。

1.医療保険制度を変更する:ワイングラス型でも成り立つ制度設計

2.負担額を増やす:医療受給者からの負担増大、保険料の負担増大

3.医療機関で使われる金額を減らす:診療報酬の減額、医療機関受診者を減少



大まかに言うとこのようになるでしょう。

・「1」はとても大事であるものの大変時間がかかる話

・「2」も大事だが、国に任せたい

・「3」は、、、


そう本当に必要な人が医療機関を受診する仕組み、予防医療がより進んだ世界こそ僕らの子供や孫の世代にまで残せる最高に良いものだと思うわけです。ビジネスを通して社会的課題を解決することでよりスピード高く、より価値を深められると。


そういう中で、どこかでお話をしようとは思いますが、ヘルスケアビジネスをB to Cから入ることは、困難極めます。特に、単一領域ではないヘルスケアだとほぼ失敗すると考えて良いでしょう。


だからiCAREでは、B to B もしくは B to B to Cのビジネスモデルで予防医療に挑戦しているわけです。働くひとの健康を創るためには、働くひとが健康になれる環境が存在することが不可欠であり、これが健康管理業務、カンパニーケアと呼ばれるものです。

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山田のストレスチェック結果(毎月実施中)


もちろん環境だけでは不十分なので、労働者自身が健康になりたい、ならないといけない意思を尊重したサービスも必要でこれからその部分をじっくり取り組んでいきます。



なぜ僕らはCarelyを世の中に広めているのか

もう答えはわかったかと思います。

僕らは、医療機関だけで健康が創れるとは思っていないし、むしろこれからは医療機関ではないところで健康を創っていかないといけないという強い使命感をもっています。

病院に行くことが評価されるのではなく、病院に行かなかったことが評価される世界を創らないといけません。予防医療のインフラになってこのことを証明していきます。


Carelyが広まることでどんな世界が創れるのでしょうか。

● 不必要な医療費を使う必要がない

⇒必要な人が医療を受診してその恩恵を享受する

● 健康づくりを頑張っている人がインセンティブがもらえる

⇒自分自身への健康投資もその人の評価のひとつになる

● 自分らしく健康に取り組むことができる

⇒健康をおしつけるのではなく、能動的に自分にあった形で健康づくりを楽しむ

● 転職しても健康データを持ち歩ける

⇒雇入時健康診断とか不要にできるかもしれない

● 健康診断を受けたら即座に結果をもらう

⇒健診結果は帰りに電車でスマホを見るだけ、保健指導もその日のうちに出来るようになる

● 病院に行った検査で定期健康診断を済ませる

⇒情報を集約すれば何度も検査をする必要はない


これらのことってB to Cでは絶対に出来ません。

僕らのビジネスB to B だからこそ実現できる世界であり、だからこそ今は地道に予防医療のプラットフォーマーになるべく1社でも多くの企業様にCarelyを届けているのです。


僕らの孫の世代から

「おじいちゃんの時代って良かったよね。年金も医療も不自由なくもらって」

って言われないように


僕らの世代でこの日本をもっと良いものに

孫にも「すげーじゃん」って言ってもらえる誇りをもって社会的課題に挑戦するのがiCAREです。


なぜ僕らはCarelyを世の中に広めているのか。

日本をもっと良くする。

世界にもそれを届ける。

それが社会的大きな課題であり、僕らには解決できるから。



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