
家でも職場でも日常で健康が創れることを証明したい
※2019年8月1日に投稿されたものです
iCAREメンバー
iCAREの山田です。
今日は僕らが創りたい世界の紹介します。
僕の課題認識
今後、より高齢化が進み、医療技術が高度化することで
医療費は加速的に増えていくことが予想されます。
僕には子供が4人いますが、
20年後や40年後といった彼らの世代、孫の世代にまで
今の医療提供体制が継続出来ているとは思えません。
何より彼らから
「おじいちゃんの時代は良いよね。誰でも病院に行けて」
と言われるでしょう。
これカッコ悪くないですか?
日本の社会保障制度は、素晴らしいものです。
本当に凄い。
でも人口ピラミッドが前提に成り立つ仕組みなのに
人口構造がワイングラスになって成り立つわけがありません。
僕らの時代で食いつぶすようなことはあってはならない。
だからこそ
僕らの時代で
健康を創るということをもっと真剣に考えたいと思いませんか。
僕らの時代で
おじいちゃんの時代で大きく変えたんだね、かっこいいぜ!って言って欲しいと思いませんか。
僕らの時代で
家にいながら健康になれる仕組みを創りたいと思いませんか。
世界でのヘルスケアの方向性
先日ソフトバンク・ビジョン・ファンドは、シリーズEでコレクティブヘルスに約220億円の出資を実施しました。このスタートアップは、労働者の健康管理と保険管理システムを連携して最適な医療コスト管理を提供しています。健康管理をより良いものに変えていくとのことです。
その他、ソフトバンク・ビジョン・ファンドは、
10x Genomics, Inc.:DNA検査解析
Guardant Health, Inc. :血液検査 × 遺伝子検査 = がん早期発見と解析
Ping An Healthcare and Technology Company Limited:平安保険グループ、保険管理システムの提供
Relay Therapeutics, Inc.:タンパク質挙動 × テクノロジー = 創薬
Roivant Sciences Ltd.:臨床試験に失敗した新薬の購入 × AIデータ分析 = 新薬
Vir Biotechnology, Inc.:AI × 感染症 = 創薬
Zymergen, Inc.:ゲノミクス × 機械学習 = 遺伝子組換微生物
といった海外企業に積極的に出資をしています。
KEYWORDとしては、
「健康」×「保険」=「医療コスト管理」
「医療」×「AI」=「創薬」
というところでしょうか。
※ 他の組み合わせも多くありますが、ここはご容赦を。
ヘルスケアでの勝ち組
さてこれまでのことを踏まえてヘルスケアでどう勝負をしていけばよいのでしょうか。
以前から言っているように
「ド医療(テック)」
OR
「非医療(他のモデルとの組み合わせ)」
しかないと僕は思っています。
ヘルスケアビジネスの難しいところは、マネタイズであり、強烈なペイン(痛み)がなくあったら良いのよねビジネスが多いという点です。
ド医療(テック)
医療に寄せれば寄せるほど胡散臭さをどう拭っていくのかが大きな課題になります。
健康を直接的に創るようなサービス、アプリ、IoT、製薬などは、すべて科学的根拠を作らないと生き残れないでしょう。診療報酬で認めてもらうためにも治験が必要で、最低でも5億円以上の資金需要が必要になりそうです。
その他、ブロックチェーンやAI/DLといった技術を使って業務効率化や質を上げるものもHOTでしょう。医療業界にあるミスを減らすような質向上や診断率向上になります。
こちらも見てみてください。
専門家を凌駕した7つのAI事例
— 山田洋太/iCARE 代表取締役CEO 健康管理SaaS「Carely」 (@yotayamada) July 31, 2019
①会話パターンによる早期精神異常探知
②皮膚色素沈着の診断
③肺がんCT読影
④小児先天性疾患の遺伝解析時間
⑤肺腫瘍の区分けスピード
⑥子宮頸がんの画像診断
⑦小児心雑音探知https://t.co/UwK4F6DEN4
非医療(他のモデルとの組み合わせ)
この領域は、以前お話した内容がすべてです。
ヘルスケア領域 × 他領域 を組み合わせるビジネスモデルの中、
結果的に健康に寄与する構造です。
人の価値観や欲を認識しながらサービスを提供していく分野です。
理想の姿
もう病院やクリニックだけで健康を創ることを当たり前に考えるのは辞めましょう。
僕の周りは
忙しい日常の中、病院に行きたくないひとだらけです。
僕の周りは
ネットを通して今の症状に最適なOTCを購入したいひとだらけです。
僕の周りは
座っているだけで楽に健康を創りたいひとだらけです。
忙しく働く人にとって一番の理想は、
「家にいても職場にいても日常で健康が創れる」
ことです。
実現するぜ
iCAREで実現していくこと
iCAREで提供しているCarelyというサービスは、
「働くひとと組織が健康になれる環境づくり」を提供するサービスです。
iCARE = ヘルスケア × HR
僕らは、6000万人いる働くひとの予防医療のインフラになって、
働くひとが日常の中で健康になれるサービスを展開していきます。
この世界ができれば
本当に必要なひとが病院やクリニックを受診する。
この世界ができれば
今まで忙しくて健康に興味のなかったひとも健康になれる。
この世界ができれば
ひとの価値観に合った健康づくりを進めることができる。
働く世代が、今以上に健康になれればその20年後の病気を下げることが出来るかもしれません。これってかっこいい。単純に、かっこいい。
僕らは、家にいても職場にいても日常で健康が創れる世界を創る。
そして日本だけでなく、世界の健康づくりを夢見ながら
今日も愚直にお客様の健康づくりに貢献しています。