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健康経営施策が生み出される瞬間を見た。

※この記事は2020年12月1日に投稿されたものです

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それは、とある日の CxO Open Hour *1 での出来事。

毎回食事とお酒を楽しみながら多様な質問が飛び交う会になっているのですが、その日3つ目の質問がこちら。

「iCAREの従業員の健康管理、現狀の評価と課題は?」

カンパニーケアを提唱し、組織と従業員の健康を創ることを掲げている弊社iCAREの健康管理について、これはなかなか核心をついた質問ですね、大変興味がありますね。

「iCAREとして使っているCarelyでのスコアは500満点中475点だった」
「喫煙者を採用しないことも健康経営、カンパニーケア実現の1つの戦略」
「従業員の健康を第一にする、というのは健康経営ではない。事業が成長していく上で、健康に関わることがでてくることがある。溶接工の人がいて、その人しかできない仕事があって、胃がんでなくなってしまった。そうすると、その事業は止まってしまう。そうならないように、胃がんの検診を実施しよう、という形で施策がでてくる。」
(かなり省略しています)

などなどCxOそれぞれの想いが語られ、それを聞くメンバー側も熱心に聞き入っています。

が!ここで衝撃の事実が!!

「先々週、金の認定 *2 に落ちてしまった。**点で合格すると思ったら××点だった。再申請します。」

「落ちてしまった」

「落ちてしまった」

「落ちてしまった」

「落ちてしまった」

・・・

「なぜだ!!!!」 

「(他にもあるが)有給休暇の取得率が低い」

・・・なるほど。

健康経営の実現のためにがんばり続けている結果、そこに影響が。。。

が、決して休めない感バリバリな訳ではありませんで、これにはいくつかの理由があります。例えば休暇制度に「セルフケア」と「チルアウト」があります。それぞれ、自分の体のメンテナンスなどに使える休暇なのですが、これは労働基準法第39条の1項にあるところの「有給休暇」では無いとのこと。 例えば体調が悪くて休みます、っていう時、一般的には有休使いますよね?ところがそこでは有休が消化されないわけです、ハイ。

他にも落ちてしまった理由はあったのですが、この話題が盛り上がり、そこで出たのがこの発言。

セールスマネージャー 梅田(うめだ・別名バイデン)

「一番面白い有給休暇取得理由の人が優勝するイベントがあったら良いのでは?」

そうです、そこから新しい有給休暇取得率向上施策は、爆誕しました。iCAREらしいスピード感でそれは誕生したのです。 これで取得率向上!金の認定間違いなし!

審査委員長もすでに就任表明をしており(↓)、そのコミットメントが今から大変楽しみです。


これからの有給休暇取得状況が楽しみです。このブログを御覧いただいている皆さまも、弊社従業員と会話する機会がございましたら、「有給休暇、どんな理由で取りました?」と聞いていただけると、きっと面白い理由が炸裂すると思います、ぜひお気軽に聞いていただき、アイスブレイクや酒の肴にご活用いただければ幸いでございます。

(真面目な話、厚生労働省「就労条件総合調査」によると2000年以降の有給休暇取得率はおおよそ50%で推移しており、72%の企業がなんらかの取り組みをしているとのことです。iCAREでも半日単位や時間単位での有給休暇取得ができる、など基本的な取り組みは実施しています。しかし、2019年4月施行の働き方改革関連法では、使用者による年次有給休暇の時季指定が義務化され、ワーク・ライフ・バランス実現のためのさらなる施策が必要になってきています。)

さて、私も有給取る理由を考えなければ。

iCAREカスタマーサクセス 金原(きんぱら)



*1:CxO Open Hourとは:iCAREのCxOに、従業員であれば誰でも、何でも質問ができて、CxOが答える、しかもお酒と食事が楽しめる、そんな会です。

*2:健康優良企業の認定制度のstep2、テーマは「健康経営・本人と家族の健康づくり・安全衛生」

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