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スタートアップ界隈のど真ん中(iCARE)で、愛を叫ぶ

※この記事は2019年12月27日に投稿されたものです

株式会社iCAREでエンジニアをしております安田です。

今日はiCAREで起きた奇跡について語りたい。
今、僕の心はこの奇跡について語りたい思いで満ち溢れています。

その奇跡とは何か?
この物語はちょっと長いHeartful Story。
「結局なんの話なのさ?」って思っちゃう短気なあなたのために目次もつけちゃう。


序章 〜年忘れEngazify大会

実はiCAREでは、昨年(2018年)末、
年忘れEngazify大会」なるイベントを企画、実施したのです。

Engazifyが何か?はこちら

簡単にいうと
年末にSlackの特設チャンネルで、Engazifyというツールを通して今年一年の気持ちをお互いに伝えあいましょう!というイベントです。
画面的にはこんな感じですね。

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で、私(安田)は企画者として、iCAREに所属する全てのメンバーに感謝のメッセージを贈りました。
「全てのメンバーに」というのは、まあiCAREがまだ小さい組織だったからできたことではあります。大変でしたけど。

もちろん、感謝のメッセージの発信者は自分だけではなく、メンバー同士でも感謝のメッセージが行き交い、お互いの仕事を称賛しあい、仲間としての喜びを分かち合うことができ、すごく良いイベントができたと満足したのでした。

希望 〜年忘れGJ大会

そして、また1年が過ぎ2019年の暮がやってきました。

私は、2019年の1年間の苦労、喜び、悲しみ、全てを思い起こしながら、またあのイベント(年忘れEngazify大会)をやりたいと思いました。

年の瀬を迎えながら、スタートアップというなかなかに過酷な環境の中で、一年をともに過ごしてくれた仲間に感謝の気持ちを伝えたくて、伝えたくて仕方なかったからです。
ちなみに自分はiCAREという組織でなんの役職もなく、いわばペーペーの社員です。
その社員がこんな風に思えるというだけで、iCAREがどういう組織、どういう人達の集団か想像していただけると思います。

そこで今年も
年忘れGJ大会」と銘打って、実質同じイベントの開催を全体定例会議で宣言しました。
前回もそうでしたが、何の許可もなくイベントや部活動を始められちゃうところも、iCAREの良いところです。社員が信頼されてる、ってことですね。
※ちなみに前回はEngazify大会、今回はGJ大会というのは、今年GJ CarelyというSlackアプリを独自に開発したからです。その経緯はこちら

苦悩 〜今年はやめるか・・・

すでに、イベント開催の話をしてしまったのですが、実はそこまでに僕の頭の中で、いろいろな躊躇や不安、逡巡がありました。

なぜか?

まず自分が感謝の気持を伝えたいという気持ちがあったというのは、すでに書きましたが、このイベントにおいて私が大切だと考えていたことがもう一つありました。

それは、メンバー「全員」がもれなく「心のこもった」メッセージを受け取ること

もし、みんなが心からの感謝のメッセージを交わし合う中で、あなた一人が誰からもメッセージを受け取れなかった、あるいは非常に形式的な感謝のメッセージしか受け取れなかったとしたら、どう思うでしょうか?かなりの精神的ダメージを受けて、イベントで期待される相互評価の喜びとは裏腹に、悲しみ、苦しみを味わうことになるはずです。それだけは避けたい事態でした。

昨年はこの問題をクリアするために、企画者である自分が全員にメッセージを贈りました。
ところが今年は組織の拡大とともに、自分一人では全員にメッセージを贈れない状態になっていました。
数的には頑張れば全員に贈ることは可能だったかもしれないのですが、今の組織では誰がどんな仕事をしているか、正直わからない人も増えてきて、メッセージを送られた人が心から喜べるような真心のこもったメッセージを書く自信が全くありませんでした。特に自分は、リモートワーカーの方たちとはほとんど接点がないため、メッセージの書きようがないという状況でした。

この問題をクリアするためには、もう自分ひとりでメンバー全員へのメッセージを確保することはできません。なので、他のメンバーと「分担」して全員へメッセージを贈ることを考えました。

ただ、ここでも別の問題が生じることが想定されました。

感謝のメッセージを「分担」するということは、メッセージを贈る行為がどうしても「官僚的」「形式的」になりがちだという問題です。
そして、その結果、メッセージを受け取る側も「全員に贈らなければならないから、贈られたメッセージじゃねえの?」と、イベントに対して「しらけ」や「懐疑心」が生じるかもしれない、という不安があったのです。

あとはそもそも「分担」のためには、このメッセンジャーを募らなければならないのですが、この年の瀬のクソ忙しい中で、果たしてどの程度の人が、このメッセンジャーに手を挙げてくれるのか正直全くわかりませんでした。そもそも昨年のイベントは自分は大成功だと思っていたのですが、他のメンバーがどの程度に喜んでいたのか、僕自身は知るよしもありませんでしたし。

そんな次第で、正直、僕の心は「今年はやめるか(別にやらなきゃいけない話でもないし)」という方向に傾いていました

決意 〜ラストチャンス!

しかし、年の瀬が近づく中で、今年一年あったことを思い出しながら、やっぱりみんなに感謝のメッセージを贈りたいなとという思いが僕の中でくすぶっていました。

いろいろなリスクファクターはある。
しかし、iCAREが順調に成長すれば、iCAREのメンバーはもっと増える。
そうなった時、今思い描いているような、形式ではない心からの感謝のメッセージがメンバー全員に行き届くようなイベントはもっと難しくなるはずだ。
もしかしたら、成長していく企業の中でこんなことができるのは今年が最後かもしれない。貴重な、貴重な最後のチャンスかもしれない。

そう考えた時、自分の腹は決まりました。
「うまくいくかどうかはわからない。でも、どうせ最後のチャンスだし、やっちまおう。

同志 〜集まれ、仲間!

12月5日、全体定例会議で仲間を募りました。

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年忘れGJ大会委員会発足の発表時の反応。
薄い・・・大丈夫か?
不安に駆られる。

しかし、発表後すぐ、メッセージを送ってきたのは、CEO山田洋太でした。
さすがトップ、判断が早い。

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発表時の反応こそ薄かったのですが、すぐにCEO含め7名のメンバーが委員会に参加表明してくれました。
意外にたくさんの方が委員会参加を表明してくれ、その時点で僕はある程度このイベントが成功することを確信しました。むしろ委員会のメンバー多すぎかな、くらい。
委員会の方たちには、Slackで分担の説明をし、誰が誰にメッセージを送るか配分。クリスマスプレゼント的な意味も出すため、メッセージの書き込みは、クリスマスまでにお願いしました。

あとは、定例会議でイベントの開催を宣言し、委員会含め、メンバーたちがお互いにメッセージを書き込むのを待つばかりです。

発火 〜意外な展開

12月19日、全体定例で年忘れGJ大会を宣言しました。
まずはこんな感じで!という意図で自分が書き込みます。

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うーん、我ながらいい文章だ。

その後、すぐ書き込みが続きます。

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、、、みんなふざけている。

だ、大丈夫か???

しかし、そんな懸念はすぐに払拭されました。
メンバーたちの感謝のメッセージが次々に書き込まれていきます。

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ただ、最初にこのイベントを大いに盛り上げてくれたのは、意外にもリモートワーカーの方々でした。

リモートワーカーの方たちを取りまとめてくださっている松井さんは、普段からGJ Carelyを通して、メンバー間での感謝のメッセージのやり取りを積極的に推し進め、メンバーのモチベーションに配慮してくださっています。
だからでしょう。
リモートワーカーの方々はいち早くこのイベントの趣旨を理解して下さり、感謝のメッセージを贈り合いはじめました。

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落涙 〜嬉し泣き

僕にとって、このことは驚きであると同時にメチャメチャ嬉しかったのです。
というのもリモートワーカーの方々が、iCAREという会社を陰で支えてくれているのは理解しているのですが、

・オフィスにいないので、感謝を述べる機会がない
・直接業務上のつながりがないので、具体的に何をやっているのかわからず感謝を述べようにも述べられない

といった事情から、もしかしたらリモートワーカーの方々は、感謝の気持ちを受け取る機会が少なく、モチベーションを維持するのが難しいのではないか?と危惧していたからです。

だから、リモートワーカーの方々にせめてそうした機会、つまり、

・みんなの前で仲間に感謝される機会
・どういうことをして仲間に貢献しているかをメンバーみんなに知ってもらう機会

だけでも提供したいという思いも、このイベントをしたいという心理的動因としてあったのです。

だから、リモートワーカーの方々がどんどん感謝のメッセージを書き込んでくれるのを目の当たりにして嬉しくて涙が出そうになりました

刻限 〜まだ陽は沈まぬ。最後の死力を尽して、メロスは走った

しかし、真っ先に委員会に参加表明してくれたCEOからの書き込みは中々ありません。忙しいのでしょう。しかし、大丈夫かな???

すると、12月25日の朝、

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CEOからの熱いメッセージが連投されました。
ふー、山田洋太サンタ間に合いました
しかもメッセージが熱い!火傷しそうです。

そんなこんなで実はまだこの年忘れGJ大会まだ続いています。とにかく僕の不安や懸念を一掃する勢いで進行中です。

絶唱

このイベントをやって一番良かったなと思えたメッセージ。

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読んでうるっときました。

僕の躊躇、逡巡、不安、危惧は、素晴らしい仲間たちによって吹き飛ばされました。

やるぜ、iCARE。
スゴイぜ、iCARE。

株式会社iCAREは仕事を通して高らかに愛を謳い上げることのできる世界にたった一つの会社だぜ!!!!!!!!!!(多分)

長ったらしい記事、最後まで読んで下さりありがとうございます!

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